2013年3月21日木曜日

パンスターズ彗星と新機材


 今夕は赤道儀にD200+AF-Nikkor 300/4を取り付けて撮影した。
でも赤道儀を設置した3m先の方向に電柱があること、甘くみていた。
その罰として写っていたのは、この1枚だけ。

昨日届いた新機材、ニコン 7×50SP
教科書どおりの7×50双眼鏡はこれが初めて。
7×50SPの上に載っているのは、25年もののニコン7×35E
SPと比較して7×35Eの周辺像がかなり歪曲していること、初めて気付いた。
でも色収差は、SPでも結構残っているんだなぁ。

2013年3月5日火曜日

PENTAX 75EDHFの2インチアイピース対応

PENTAX 75EDHFを汎用パーツだけ1¼インチおよび2インチアイピース対応した。
これまでいろいろ試行錯誤してきたが、だいぶ満足できる組み合わせになった。
  1. 1¼インチアイピースの場合、1¼インチ天頂プリズムの有無にかかわらずドローチューブの伸縮だけで焦点が合う。
  2. 1¼インチアイピースの場合、2インチ天頂プリズムとBorgなどの薄型アダプタで焦点が合う。
  3. 2インチアイピースの場合、2インチ天頂プリズムで焦点が合う。
  4. 2インチアイピースの場合、直焦点では延長筒が必要。
  5. 光路長の長い1¼インチ天頂ミラー(95mmくらい)、正立プリズム(100mmくらい)や双眼装置(100mm以上)には別の組み合わせが必用。


写真上から
  1. ペンタックス75EDHF鏡筒の60.2mmスリーブ
  2. ボーグ 2インチホルダーM【7505】+ M6キャップネジ【7500】× 2 (逆付け)
  3. ボーグ 2インチホルダーSSII【7501】
  4. 笠井 2"〜T2アダプター
  5. 笠井 T2〜1¼"アダプター
  6. 天頂プリズム(この場合セレストロン付属品)
ボーグ 2インチホルダーの外径が60mmなので、逆付けしたM6キャップネジ×2と鏡筒のバレル固定ネジで0.2mmの隙間を3点で支えるのがミソ。
この状態では、
  • 1¼インチ天頂プリズムを付けた場合、ドローチューブを数mm伸ばせば焦点が合う。
  • 1¼インチアイピースを直焦点に付けた場合、ドローチューブを70mmくらい伸ばせば焦点が合う。
2"〜T2アダプターと T2〜1¼"アダプターは、光路長を27mm前後に調整できるのであれば他の組み合わせでも良い。
天頂プリズムの有無で延長筒を付けたり、取り外したりする必要ないのが自分好み。
2インチアイピースや2インチ天頂プリズムを使う場合、当然これは取り外す。


2"〜T2アダプターと T2〜1¼"アダプターの組み合わせを外すと2インチ天頂プリズム(光路長8589mmくらい)が使用できる。
2インチアイピースを直焦点で使う場合、27mm以上100mm未満の延長筒が必要。
バレル代わりの2インチホルダーMを引き出せば一応焦点は合うが、M6キャップネジがスリーブ外に出るので、光軸に影響が出る。


 実視界5度以上、双眼鏡並の視野なのでファインダーはいらない。