2013年9月19日木曜日

京都こと座めぐり(黄昏流星群8より)

9月16日は京都にいました。
目的は、これ↓を覗くためでした。(3年前の写真)
でも当日の京都は台風の爪痕大きく、観望会はあっけなく中止。
台風一過の夜空は澄んでいて、京都御苑での月がきれいでした。
平安貴族の見た月もかくありなん...
翌日、特に予定もないので京都こと座めぐりを実施。
まず、妙覚寺。
次に大徳寺。
そしてベガこと鹿苑寺。
最後は引接寺。
京都わし座めぐりは、前回の観望会の時に南禅寺のみお参りしてました。
今回は、吉田神社だけ。
山道が暗くて遭難するかと思いました。
 残るは、
  • 上賀茂神社
  • 曼殊院
  • 詩仙堂
  • 知恩寺
  • 真如堂
  • 安楽寺
 次回こそ45cm鏡を覗くぞ。

2013年9月5日木曜日

観望会向け接眼パーツの試作


ペンタックスXL・XWシリーズのアイピースには欠点がある。
眼レンズからアイレリーフ(20mm)分離れてド真ん中から覗かないと、視野がケラレたり、最悪ブラックアウトする。

アイレリーフ位置に眼球が来るよう純正の目当てをセットしていれば、ほとんどそのようなことは発生しない
が、観望会には眼鏡使用者や幼児も混在して交互に覗く。
そのたびに目当て位置を変更することは、手間、所要時間、ネジ部分の耐久性の上でも避けたい。
さらに焦点位置をあまりいじらせたくないので眼鏡をはずせともいいたくない。

簡単に付け外しでき、幼児も覗きやすい目当てを考えてみた。
また携帯電話などでコリメート撮影させるとき、 眼レンズをキズ付けられないよう保護することにも使いたい。

ボーイスカウトの指導者だった頃、工作によく使ったアルミ缶をハサミで切り、底に穴(12mm)を開けた。
切り口の保護と遮光、内径の調整のためにフェルトを貼った。

このままだと眼レンズから10mmくらいしか眼球が離れないので、足りない分の底上げと迷光処理と(お酒)表示の隠蔽(^^;;を後で行う予定。
ましこ天文台(スペース250)は XL-40、21、14mmを使用しているが、手許にはXWアイピースしかない。
XLの鏡胴外径がわからないので、XWにはまだ緩いが、とりあえずこのままXW-20に被せてみる。

Φ12mmの覗き穴では眼レンズから10mmの位置のままだと視野が少しケラれるが、20mmまで離せばケラレはあまり目立たない。
覗き穴にピッタリ顔を付けても眼レンズには触らない。
アルミの地色のおかげで、薄明かりでも幼児が覗き穴を見つけやすくなるのではないか、とも予想している。

厚紙でカップラーを作り、くぼみにはめ込んで撮影レンズの位置を規制すれば、さまざまな携帯電話での手持ちコリメート撮影もできるようになる。