2014年3月24日月曜日

TG-SPフォーク型赤道儀の使い道

 いろいろ試した結果、2kgを超える75EDHF鏡筒をスマートに搭載することは、TG-SPフォーク赤道儀には無理とあきらめました。 星検の過去問に、これまで気にもしなかった星座がいくつか載っていて長時間の星野撮影に興味が湧いたこともあり、受験のついでにTG-S経緯台用のカメラ三脚取付台座を購入、TG-SPの鏡筒バンド受けと交換して写真撮影用のアリガタ(アルカスイス互換のクランプ)を取付けました。



 ラフな構図ならアングルプレートの縦・横位置だけで対応できます。

 PENTAX PF-65EDAへの変更・取付けもすぐできます。
 もちろん北極星もOK。


 撮影場所として市貝町芝桜公園が良いと聞いたので、かばんに一式詰めて持って行く予定です。

2014年3月14日金曜日

TG-SPフォーク型赤道儀

ふだんはTG-L経緯台にPENTAX-75EDHFを搭載して気軽な観望を行っている。
スカイメモNSに75EDHFの搭載を試みた時期もあるが、バランスを取りきれずに挫折した。
もちろん75赤道儀はあるのだが、ベランダ観望で使用するには大げさ、めんどうで出番がない 。
そもそも、バランスウェイトの存在自体、積極的には許容したくない。必要悪と言っていいものだ。

だからTG-SPフォーク式赤道儀(TG-SP2はフォーク式じゃない)がずっと気になっていた。
第一、ベランダ観望なら、北に向けられないのは欠点じゃないじゃん。
でも、どれくらいが死角になるのかは試してみなければわからない。

入手したTG-SP赤道に、110mmL字アングルでPENTAX PF-65EDAを取付け、天の北極に向けてみた。


ほとんど余裕がなく、油断すると極軸体に鏡筒の尻がぶつかる。

東天地平方向

南天地平方向

天の赤道方向
天の赤道方向
 天頂方向
 西天地平線方向
TG-SP赤道儀はBORGアングルプレート35IIIと回転雲台でカメラ用三脚に載せている。
この組み合わせで三脚のほぼ中央に重心が来ている。
またPF-65EDAなら赤緯、赤経方向のバランスもだいたいとれているので、クランプをフリーにしても勝手に動くことがない。

75EDHF用のアリガタを手配しているのだが、このままPF-65EDA専用の架台になってしまうような気がする。