2015年4月12日日曜日

SUPER-BINO 150DX vs LB150 40×150 ED-SX

SUPER-BINO 150DXについて検索し、このブログに辿り着いた人が案外といる。
フジノン LB150 40×150 ED-SXを入手したので、SUPER-BINO 150DXと比較してみた。

金星を視ているところ。
SUPER-BINO 150DXは90°対空双眼鏡、LB150 40×150 ED-SXは直視双眼鏡だから、それぞれこれくらいの不動点高が一番覗き易い。
LB150 40×150 ED-SXの架台は最大仰角80°だから天頂付近は見れない。まぁ、無理に見ても首と膝がとても疲れる…

鏡筒の架台への搭載しやすさは圧倒的にLB150の方が楽。でも垂直クランプレバーが接眼部から遠いので観望時の操作性は一長一短かな。
LB150の三脚はMEADEの大型シュミットカセグレン用三脚にアダプタを取り付けたものと同等に思われる。
 
鏡筒重量は、SUPER-BINO 150DXが約23kg、LB150 40×150 ED-SXは約18kg。この5kgの差は、組み上げる時にはかなり効く。
フードを除く対物レンズの位置で鏡筒を揃えてみると、ほぼ同じ焦点距離のようにみえる。

ほぼ同倍率で覗いた結果、惑星の観測にはLB150 40×150 ED-SXの方を選択するしかない。
一般的な観望会なら実視界2.7°の対空双眼25×150 EM-SXが最適だろうな。
 
でも観望用と割り切って絶対に惑星は見ないと決心してるならSUPER-BINO 150DXを選択する意味は十分あると思う。
さらに、できればSUPER-BINO 150DX用にスライディング・ルーフの観測小屋も揃えたい。

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