遠くを見れば4倍の倒立望遠鏡として、約10cmまで近寄れば約15倍の顕微鏡になる。
本来は、顕微鏡撮影装置のファインダーに取付け、特に低倍率時の精密なピント合わせに使用するものだそうだ。これって、マグニファイヤーだよな。
ペンタックスXWアイピースのアイカップを外せば43mmのフィルター・ネジが現れる。
ここに取り付ければ、コリメート撮影時のピント合わせに利用できるのだが、実はコリメート撮影は、あまり行わない。
カメラのマグニファイヤーにはどうか、と思いついて19→34mmステップアップ・リングと34→28mmステップダウン・リングを取り寄せた。
ペンタックスK-rにニコンDG-2を取付けるために一部を欠いたDK-22に、19→34mmステップアップ・リングをねじ込む。ネジ径が少し小さかったのでDK-22側を紙ヤスリで少し削った。
U-FTの鏡筒外径にはM28mmのネジ部があるので、34→28mmステップダウン・リングを介して19→34mmステップアップ・リング→DK-22と接続する。
ピントが無限遠に合ってさえいれば大概の低倍率単眼鏡は、高倍率マグニファイヤーになるってことだ。
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