2018年6月17日日曜日

ニコン フィールドスコープ ED82の改造

 接眼部を破損したニコン フィールドスコープ ED82は、天体望遠鏡として生まれ変わった。
 ポロ・プリズムをつけたままでは筒外焦点距離が足らず、プリズム・ハウスを残したままポロ・プリズムを外すと光軸を出すことができなかった。
 このため合焦リング以降を除去、代わりにφ52mmフィルター枠をホーローセット×3で固定し、そのM52スレッドを使用して主にBORGパーツで接眼部を構成した。

 IF(インナーフォーカス)用のレンズからの筒外焦点距離は約150mmあり、パーツの組み合わせを考えれば双眼装置も取り付けられる。
 唯一残念なことは、IFの合焦範囲が50mmちょっとしかないので、天頂プリズムを使えるように設定すると、天頂プリズムなしのときは延長チューブが必要なことだ。

 天頂プリズムを付けられるED82は他にないだろうし、IF採用の天体望遠鏡も…
星像の確認できる梅雨の合間の晴天が待ち遠しい。

2018年5月26日土曜日

ニコン20×120 III型用大型スタンドアダプターの改造

 EQ6Pro用ピラー脚にLB150を搭載、しばらく使い勝手を試していたが、この組み合わせで本運用することにした。
 手抜き改造したニコン20×120 III型用大型スタンドアダプターに、φ45t20mmの出臍を付けて、AXDハーフピラーに直接取り付けるようにした。




 ニコン・ピラースタンドのフランジ中央にはφ80mmの穴が空いているので、出臍を付けたままで大型スタンドアダプターを取り付けることができる。
他社製三脚にも使用可能な純正品として、販売してくれても良いくらいだ。

 LB150搭載中の見た目は、手抜き改造の時とまったく同じなので省略。

2018年5月17日木曜日

LB150 40×150 ED-SX on EQ6Pro用ピラー脚 with AXDハーフピラー

 AXD赤道儀をニコン・ピラースタンドに搭載すると、ひとつ問題が生じる。
LB150 40×150 ED-SXを搭載できるピラー脚が他にないので、同時使用できなくなるのだ。
 もともと、ニコン・ピラースタンドはLB150には重すぎて使いづらかったのと、SUPER-BINO 150DX搭載用のEQ6Pro用ピラー脚のキャスターは、ちょっと見にとても便利だ。重量もニコン・ピラースタンドの⅔だし、LB150とSUPER-BINOを同時に使用することもめったにない。
 で、ニコン20×120 III型用大型スタンドアダプターを手抜き改造して、LB150をEQ6Pro用ピラー脚に搭載することにした。


 アダプターの中央にW⅜のネジを切り、長8cm強の寸切りネジを固定する。
12mmほどネジの頭を出しているのは、使用中に万が一ネジが緩んだときのマージンのつもり。
 AXDハーフピラーのネジ穴に寸切りネジを通し、ナットで固定する。

 重量20kg強をW⅜ネジ一本だけでを固定していることになるが、普段はハーフピラーの座面Φ150mmで支えているわけで、転倒させたりしなければ大丈夫だろう。

 調子に駕って端材でついでに作ってみた。使い方はこれから考える。






2018年5月9日水曜日

PENTAX 75赤道儀用アリミゾ・鏡筒アダプタ


PENTAX 75EDHF用鏡筒バンドにアリガタを取付けるアダプタは以前所有していた。
でもPENTAX 75赤道儀用のアリミゾ・鏡筒アダプタは需要ないのかあまり見掛けない。
で、自作してみた。


Φ60mm×t25mmのジュラルミンにΦ5mmの貫通穴をPCD43mmで4箇所、
M8とM6のネジ穴をPCD35mmでそれぞれ2箇所づつ開けた。
t25mmはちょっと厚すぎたなぁ。

AXD赤道儀 on ニコン・ピラースタンド

連休中、延べ4日かけてニコン・ピラースタンドにAXD赤道儀を搭載するためのアダプタを自作した。
Φ150mm×t25mmのジュラルミンの中央にΦ46mm×d20mmのザグリを入れた程度なのだが、旋盤もロータリーテーブルも所有してなかったことが4日もかかった理由。
仕上がりも不様だが、精度が必要な箇所でもなく実用に足りていると判断。
天候の回復が待ち遠しい。

2018年2月23日金曜日

ニコン フィールドスコープ ED82の分解

 接眼部を破損したニコン フィールドスコープ ED82を入手した。
 以前所有していたフィールドスコープ用アイピースは、2個とも処分しており
今更純正アイピースを付けるために修理に出すつもりはない。
 F6〜F7くらいの、ED82mm対物レンズには異常はなかったので、手頃な鏡筒を探して載せ替えるつもりだ。

 他の光学系の状態を調べるためハイランダー用のアイピースをあてがって覗いていたら、光軸が傾いていることに気付いた。
で、対物レンズを外す前に接眼部を分解することにした。
 まず、三脚座に付いているエンブレムを外してみた。
出てきたネジは三脚座と鏡筒の回転を止めるためのものだった。残念。
 次に接眼部に付いているエンブレムを外してみた。
出てきたネジは何も固定してはいなかった。もしかしたらガス交換用かもしれない。
覚悟を決めて接眼部を覆っているゴムを強引に剥ぎ取ってみたら、
ついに、無残にひび割れたエンジニアリング・プラスチック製のカバーを固定しているネジの頭が出てきた。



 光軸が傾いていた原因は、ポロ・プリズムの台座の固定部も破損していたためだった。
 ポロ・プリズムを台座ごと外すとIF(インナーフォーカスの方)用のレンズが見える。
ここに1¼"アイピース・スリーブを取り付けても、良いかも…

2017年9月14日木曜日

テルラド・ファインダーへのアリガタ装着

 TELRADファインダーまだ現行品だったんだぁ。

 ファインダーを接眼部の近傍に取付ることができない場合でも、TELRADファインダーは見やすい。
でも、両面テープで鏡筒に貼り付けたり、ベルトで縛り付けるって嫌だ。穴を開けてネジ止めするのは、もっと嫌だ。

 LB150 40×150 ED-SXの光軸にほぼ平行に、ファインダー台座を取付けることができたのを機会に、TELRADファインダーにアリガタを付け、ファインダー台座に自由に脱できるようにした。







 構造は安価な輸入ドットサイト・ファインダーにあわせてた。つまり、
 

 アリガタと本体を、対向させたコの字(この作例では角ばった「つ」の方が近い)のアルミ・アングルで同時に挟み、その隙間に通したネジで固定する。
 本体側は外縁部の出っ張りに引っ掛ける。
 アリガタ側はアングルを斜めに削り、その部分をw12 × l50mm × t2mm のアリガタにネジ止めしているアルミ板の側面を斜めに削り落とした部分に(すなわち、アルミ板側//アングル側)引っ掛ける。

 長さ70mmのM4ネジ×2本を締めればがっちりと固定できる。
また、アリガタ式ではない輸入ファインダーの台座にも対応することができる。

EQ6Pro用ピラー脚 W⅜ネジ架頭の試作

 EQ6Pro用ピラー脚のパイプ内径・外径を測ったら、Φ93・103mmだった。
ハイランダー専用架台の座面外径は100mm、AYOtraveler経緯台の座面も約100mmだ。
ピラー部パイプに直載せできるかも、ということで、ジャンク・ボックス入りしていたΦ90×t8mmの円形座金(本来は多分、建築用部材)を持ち出した。


 円形座金の外周に60°間隔でM6のタップをたてた。
元々あった中央のΦ16mmの穴の両側からスプリンワッシャ越しに2個のナットでW⅜ボルトを固定する。
スペーサー代わりにt3mm×2枚のアルミ・リングを両面テープで貼り付けた。
 円形座金をM6×3でピラー部に固定したところ。
 円形座金とピラー内面には1mm強の隙間があり、ピラー最上部はスペーサー上面より2mm程高い。
架台台座をねじ込んでいけば、この隙間が弾力でもって架台座面をピラー最上部に押し付けるはずだ。
 ハイランダーを搭載したところ。
 SUPER-BINO 150DX や LB150 40×150 ED-SX に比べたら桁違いに軽いハイランダーだが、キャスターのおかげ安心して移動できる。
 AYOtraveler経緯台+C6-Nを搭載したところ。
三脚に比べて重量があるためか、バランスウェイト無しでも安定している。
 TG-SPⅡの台座として使用しているスリック・プロフェッショナルデザイン2三脚の雲台を搭載したところ。
座面がピラー上部にかかっていないため、ネジがすぐ緩む。
 小径の架台には補助プレートが必要だな。

コーワ・ハイランダー用PL6.3mmアイピース

 ビクセン?扱いのPL6.3mmアイピースを二個セットで入手した。
中国製色消しラムズデンと同様、視野レンズ、眼レンズともに同径対向平凸の光学系だ。
さらに、以前所有していたケンコーのPL25mmレンズと同じ仕上げだ。OEM元が同じなのだろう。

 オリジナルは直径1¼インチ、長さ22mmの段付きバレルだった。
段付きバレルの加工がしづらかったので使っていないバーローレンズの、長さ30mmのバレルを中央で切断、13.8mm×2本にした。

 オリジナルのバレルと鏡筒にあたる銘入りのリングを外し、代わりに切断したバレルをねじ込むと、無限遠に合焦するハイランダー用71倍アイピースになった。


 同倍率のペンタックス75EDHF+XW7と土星の単眼視で比較したが、優劣は感じられなかった。
ハイランダーも色消しラムズデンもマズマズ、かな。

 ハイランダーを搭載しているピラー脚については、後ほど。

2017年9月4日月曜日

オリンパス U-FT を使った高倍率マグニファイヤー

 オリンパスの視度望遠鏡 U-FTを入手したのは、昨年の始めだった。









































  直径36、43、46mmの円筒であれば、脇のローレット・ネジを回すだけで固定できる。 シングル・コートだが、丁寧で精密な造りだ
 遠くを見れば4倍の倒立望遠鏡として、約10cmまで近寄れば約15倍の顕微鏡になる。
 本来は、顕微鏡撮影装置のファインダーに取付け、特に低倍率時の精密なピント合わせに使用するものだそうだ。これって、マグニファイヤーだよな。

 ペンタックスXWアイピースのアイカップを外せば43mmのフィルター・ネジが現れる。
 ここに取り付ければ、コリメート撮影時のピント合わせに利用できるのだが、実はコリメート撮影は、あまり行わない。
 カメラのマグニファイヤーにはどうか、と思いついて19→34mmステップアップ・リングと34→28mmステップダウン・リングを取り寄せた。
 ペンタックスK-rにニコンDG-2を取付けるために一部を欠いたDK-22に、19→34mmステップアップ・リングをねじ込む。ネジ径が少し小さかったのでDK-22側を紙ヤスリで少し削った。
 U-FTの鏡筒外径にはM28mmのネジ部があるので、34→28mmステップダウン・リングを介して19→34mmステップアップ・リング→DK-22と接続する。
 これで4倍マグニファイヤーが出来上がった。倒立像で視野中央しか見られないが天体なら問題ない。

 ピントが無限遠に合ってさえいれば大概の低倍率単眼鏡は、高倍率マグニファイヤーになるってことだ。