フジノン10x70を入手、搭載してみたらとても具合が良かった。
フリーマウントのボールヘッドの中心と、双眼鏡の重心が近ければ近いほど滑らかに仰角を変えることができる。
また長いアームは、三脚から身体を離すためと、仰角の変化による眼の高さの変化に接眼部の高さを合わせるためのものであって、仰角を変えるためのものではなかった。
譲り受けた当初はニコン製双眼鏡三脚アダプタを使用してニコン7x50SPを取り付けようとしていた。
ニコン製のアダプタは中軸受けが雲台取付けネジ穴からオフセットしているため、70mmクラスの双眼鏡を取り付けた場合の前後のバランスは最善で、接眼部を雲台から離すこともできるため覗き易くなっている。
でも50mm以下の双眼鏡では接眼部の方に重心が偏ってしまう。
大野式フリーマウントのボールヘッドは、アンバランスな状態の双眼鏡を固定するためのものではないので、ニコン7x50SPはおろか7x35すらも使用できない。
先日のこと、ニコンも過去にオフセットしていないアダプタを販売していたことを知り、情報を探していたところUN-5649双眼鏡三脚アダプターを見つけた。
このアダプタは中軸受けが雲台取付けネジ穴の真上にあるので50mm以下の双眼鏡でも前後バランスが取れる。
これを使ってニコン7x50SPを大野式フリーマウントに搭載してみた。
取付金具と干渉したため逃がしてアダプタを取付けたので、完全にはバランスが取れていない。
でも少し強めにボールヘッドを締めれば使用できる程度になった。
取付金具の改造を考えてみるか…
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