2015年8月28日金曜日

ニコン ピラースタンドが来た

 盆明けにLB150用のニコン・ピラースタンドを発注した。
納品まで一ヶ月はかかると覚悟していたので、納期未定のメールを受けても気にしていなかった
が、そのメールを受けた日の夜に発送の連絡。発注から一週間目だった。

 早速開梱する。ビニールや発泡スチロールを使わない梱包が潔い。

 北側の脚だけにフランジがついていて、残りの脚はフランジの下にM10キャップボルトでネジ止めする。
大径ネジなのに油をつけなくても指だけでスムーズにネジ込める。ネジ加工後の後始末がちゃんと行われているのだろう。
 ピラー部内側の塗装はとても薄い。この点だけはEQ6Prp用ピラーの方が良い。

 ピラー部のフランジは溶接ではなくM4+ネジ止め×4だった。
M4+ネジを外すと、ネジの頭で隠れていた部分も塗装されていた。
ピラー部とネジの頭を別々に塗装しているわけだ。

 ピラー部の直径は102mm。フランジの直径は150mm。P.C.D.は124mmだ。
体重計で計ると、約27Kg。カタログどおりの重量。

 採寸してから架台アダプタの手配を行う予定だったから、LB150はまだ搭載できない。
代わりにありあわせのパーツでAXD赤道儀を載せてみた。

AXD赤道儀用の架台アダプタも手配しようかな。

2015年8月19日水曜日

AXD赤道儀 on EQ6Pro用ピラー脚 with AXDハーフピラー

 AXD赤道儀本体はEQ6Pro用ピラー脚にすんなり載せることができたのに、AXDハーフピラーはなぜか固定できなかった。EQ6Pro用ピラー脚直載せだと不動点高が不十分なので、EQ6Pro用ピラー脚にAXDハーフピラーが固定できない原因を調べてみた。

 するとAXDハーフピラーの固定用♀ネジは20mmしか切られておらず、25mmあるEQ6Pro用ピラー脚の固定♂ネジの先端がつっかえて隙間が空いていた、が原因だった。AXD赤道儀本体は十分な♀ネジが切られているのに…

 別件だが、AXD-TR102三脚に合わせて作ったM10固定ネジが、規格寸法ちがいが原因でAXDハーフピラーには使えなかったという事実もある。工作精度を云々する以前に、規格・設計が行きあたりばったりなんだよ〜

 AXDハーフピラーの固定用♀ネジはもともと貫通穴に切られている。
 だからわずか5mm、M12タップでネジを切り増せば問題は解決。
 アルミインゴットだがらあっという間に増切り完了。

H-IIBロケットみたい…

2015年6月25日木曜日

TG-SPII赤道儀とAYOtraveler経緯台

 TG-SP赤道儀とAYOtraveler経緯台については以前のアーティクルで説明した。
 これらにPENTAX 75EDHFやLunt LS60Tを搭載して気持よく使用するために、いずれもバランスウェイトが必要だ。

 TG-SP赤道儀用にTG-SE(ドイツ式赤道儀化部品)を購入したが、付属ウェイト(0.6kg)だけでは足りなかった。
 AYOtraveler経緯台には自作のシャフト・ウェイト(0.9kg)を使っていたが、こちらも不足気味だった。
 TG-SEのシャフトはM10、AYOtravelerのシャフトはM12と取付に互換がない。
 それぞれ専用のシャフトやウェイトを持ち運ぶのは御免こうむりたい。

 数日前、M10♀とM12♂のスレッドを持つΦ16mmシャフトを入手したので、ちょっと工作してみた。

 TG-SP+TG-SE=TG-SPIIにΦ16mmシャフトと1.2kgのウェイトを付けたところ。
鏡筒は、ビクセンのアクセサリー・バンドとアルカスイス互換のシューで架台に固定している。
三脚はSLIK PROFESSIONAL DESGIN II + 自作の短パーンハンドル。
エレベーターも使用できる、ちょっと観に手頃な組み合わせになった。



 AYOtraveler経緯台にΦ16mmシャフトと2kgのウェイトを付けたところ。
 雲台を使用しない場合は、脚部と鏡筒の干渉を避けるためにエレベーターをあげる。






この状態のAYOtravelerの中央アーチに手をかけて持ち上げると丁度バランスがとれる。
持ち運ぶ際にはとても便利な配慮だ。

2015年5月19日火曜日

AXD赤道儀 on EQ6Pro用ピラー脚

LB150 40x150 ED-SX が来てからはSUPER-BINO 150DXの出番が減り、EQ6Pro用ピラー脚にはAXD赤道儀を載せることが多くなった。

VSD100F3.8を載せ、SybGuider II による自動ガイドの試験をしているところ。

 三波長同時観測太陽望遠鏡を搭載したところ。
 11インチのアリガタに光軸を合わせて固定したアリミゾで3本の鏡筒を搭載している。


3本とも焦点距離が500mmで、比較のため天頂プリズムによって常に左右逆像にしている。 天頂プリズムをつけるとBaader Hyperion Zoom Mark IIIでは筒外焦点距離がたりないので、PENTAX 75EDHFにはXF ZOOMを使っている。

NERIUS 150EDTを搭載したところ。



これで天頂付近を見るときは、プロワークチェアスウィング PW-600Sを最下段にセットする。
でもあと30cmくらい不動点高が欲しい。

2015年4月12日日曜日

SUPER-BINO 150DX vs LB150 40×150 ED-SX

SUPER-BINO 150DXについて検索し、このブログに辿り着いた人が案外といる。
フジノン LB150 40×150 ED-SXを入手したので、SUPER-BINO 150DXと比較してみた。

金星を視ているところ。
SUPER-BINO 150DXは90°対空双眼鏡、LB150 40×150 ED-SXは直視双眼鏡だから、それぞれこれくらいの不動点高が一番覗き易い。
LB150 40×150 ED-SXの架台は最大仰角80°だから天頂付近は見れない。まぁ、無理に見ても首と膝がとても疲れる…

鏡筒の架台への搭載しやすさは圧倒的にLB150の方が楽。でも垂直クランプレバーが接眼部から遠いので観望時の操作性は一長一短かな。
LB150の三脚はMEADEの大型シュミットカセグレン用三脚にアダプタを取り付けたものと同等に思われる。
 
鏡筒重量は、SUPER-BINO 150DXが約23kg、LB150 40×150 ED-SXは約18kg。この5kgの差は、組み上げる時にはかなり効く。
フードを除く対物レンズの位置で鏡筒を揃えてみると、ほぼ同じ焦点距離のようにみえる。

ほぼ同倍率で覗いた結果、惑星の観測にはLB150 40×150 ED-SXの方を選択するしかない。
一般的な観望会なら実視界2.7°の対空双眼25×150 EM-SXが最適だろうな。
 
でも観望用と割り切って絶対に惑星は見ないと決心してるならSUPER-BINO 150DXを選択する意味は十分あると思う。
さらに、できればSUPER-BINO 150DX用にスライディング・ルーフの観測小屋も揃えたい。

2015年3月23日月曜日

KENKO 7×32 SWA が来た

フジノン 7×50 FMTRC-SXを入手したばかりなのに、広角の双眼鏡が欲しくなった。ワイドビノ28は低倍率すぎた。

ミザールのスーパーワイド・シリーズを検討したが、もうちょっと拡大率が欲しい。個体差も大きいようだ。
で、ナグラーに迫る見かけ視界91°のスペックに釣られて選んだのが、ケンコー 7×32 SWAだ。
実視界13°だからワイドビノの半分弱、普及クラスの7×双眼鏡の約2倍の視界があるはず…
だが、でも、ケンコー製なんだよな…

注文した翌日に届いたので’、手持ちの中で一番スペックが近いニコン 7×35Eと比較してみた。
ビクセン ASCOT SW10×50に匹敵する大きなプリズムのせいか、プラスティック筐体にもかかわらず実測680gとニコン 7×35Eより50g重い。
持った感触も一回り大きく感じる。



ナグラーほどではないがグルっと見回せば、確かにニコン 7×35E(7.3°)の2倍弱の視界がある。
しかし視野周辺の歪曲や減光が大きく良像範囲は1.5倍くらい。また陽射しが写ったフレアもうるさかった。
アイレリーフは短く(8mm)すぐ曇る。眼鏡は使用しないほうが無難。

結局見かけ視界以外の取柄はなかったが、ニコン 7×35Eの約⅓の値段だったし、惜しまず使うことにする。

2015年3月5日木曜日

VIXEN VSD100F3.8 on PENTAX 75赤道儀

久しぶりに75赤道儀を引っ張りだした。

 私の75EDHF赤道儀は発売日前に予約、購入したファースト・ロット品で、そのあとすぐに改善された欠点が、すべて存在している。
例えば赤緯タンジェント・スクリューのスプリングが弱く、鏡筒バランスの崩れで極端な場合振り子のように揺れる…など。
眼視観望なら支障ないのだが、観望だけなら経緯台の方が簡便なので出番がなくなった。

 75EDHF鏡筒は他の架台に同架して、たとえば太陽のCaKや白色光観測に使用している。
対物レンズの前に減光フィルターや回折格子などをおけるよう、普段はフードにケンコー・テクニカルホルダー2を付けている。
アイピース・スリーブやファインダー・シューの工夫は、過去のアーカイブで解説済みである。

  他の架台に同架できるよう鏡筒バンドには、強引にM5ネジ穴×4個を開けたアリガタを付けている。
そしてアリガタを付けたまま組み上げられるよう、75赤道儀にもアリミゾを付けている。
 単体で市販されているアリミゾは、直径が大きすぎて赤緯クランプと干渉する。
またアリミゾを固定するためのアダプタの厚みで、バランス・ウェイトが常に2個必要になる。

 なので、こちらも強引にM5ネジ用バカ穴×4個を開けたKDS経緯台のアリミゾを付けている。
 色や固定方法はともかく、外観の意匠はとても気に入っている 。

 モーター・ドライブはDS-2。
南半球では反対側に取付けて使用できるが、取付けミス予防のため、南天用ネジ穴をイモネジで塞いでいる。

 クラッチがないので手動微動するときはモーター・ドライブの固定ネジを緩めなければならない。
また、その重さで赤経方向のバランスが狂う困った代物。
 ウォーム・ギアの歯数は147なので他社製モーター・ドライブの流用はちょっち難しい。

 三角板にはDS-1モーター・ドライブ用の大穴が開いている。
この穴からアイピースなどを落としたことがあるので、使用時は金属製の皿を置いて塞いでいる。

 75赤道儀を引っ張りだした理由はこれ。VSD100F3.8を載せてみた。
ファインダーはPENTAX 75EDHF用の6×30、鏡筒バンドは重量軽減のため、ガイド鏡用リングを使用した。



ウェイト3個は架台強度上無理なので、撮影はあきらめるしかないな…

2015年3月4日水曜日

ワンクリック詐欺 080-2286-3397 info@con-pic.com

 受講生から、身に覚えのないアダルトサイトからの請求画面がしつこく表示されるようになってしまった、と連絡があった。数年前、別の受講生の請求画面を消してあげたことがあり、それを思い出して私に連絡してきたとのこと。

 請求画面の情報を送ってもらうとともに、決して電話、メール、ウェブページなどのアクセスを行わないようにと指示する。 請求画面の情報でウェブ検索すると、被害相談窓口をうたった便乗サイトがゾロゾロとヒット。これらにもアクセスしないよう指示する。

 数年前の手口なら、レジストリとタスクスケジューラからmshta.exeを起動するエントリを削除するだけだったから数分で済んだのだけど、もっと巧妙になっているだろうから、対処には数日かかるかも知れない、とことわった上で被害を受けたPCを預かることにした。

 無線LANを止めてネットワークから切り離した状態でPCを起動、しばらくすると…

たとえ身に覚えがあっても、金を払う気にはならない。
タスクマネージャーにはmshta.exeのプロセス…

 同じ手口かな?と、スタートアップフォルダ、レジストリとタスクスケジューラで怪しいエントリを探すが、それらしきものは見つからない。
 ネットワークを切っていても「正しく」請求画面が表示されるので、PCのどこかにこの画面の元ファイルがあるはずだが、怪しい*.htaや*.vbsも見つからない
 MSIEのウェブ参照履歴から感染源を探そうとしたが、感染前の履歴はすべて抹消されていた。行き詰まってしまった…
 
 しかたなくタスクマネージャーでじっとプロセスの変化を見ていたら、PING.EXEのプロセスがずっと起動しっぱなしであることに気付いた。コマンドプロンプト以外のcmd.exeのプロセスもいる。
試しにmshta.exeとcmd.exeをkillしても、請求画面が再表示されるとcmd.exeもrespawnされる。
 バッチファイルが仕込まれている!? 早速*.batを探すと、
ビンゴ!隠しフォルダProgramDataのmyconフォルダ中に"resta.bat"を見つけた。

 PING.EXEを使って断続的にmshta.exeプロセスを探し、いなければ請求画面表示用のバッチファイルを起動する仕組みだった。請求画面表示用のバッチファイルやHTMLファイルも初歩的だが効果的に偽装されていた。

 myconフォルダをゴミ箱に入れて再起動する。
あとは"mycon"をキーにレジストリを検索、ゴミ掃除をすれば作業は完了。

2015.5.27追記
このアーティクルを投稿してからページビューが数倍に増えた。
使用ブラウザの大半はバッチファイルが動くWindows専用インターネットエクスプローラー(MSIE)だったし…
自分のPCが知らないうちにボットになってて、迷惑メールの発信源やDoS攻撃に参加しているかもって、考えたこともないのだろう。
ハッキリ言わせて貰えば、痛い目みて凝りたのなら、この機会にセキュリティについて真面目にたっぷりと考えるべきだ。

2015年2月20日金曜日

EQ6Pro用ピラー脚

 鏡筒を載せたまま短距離の移動ができるようにと、キャスター付きのEQ6Pro用ピラー脚を入手した。
 以前所有していたEQ6Pro用ピラー脚に、ニュー・アトラクス赤道儀やEQ6Pro赤道儀を載せていたこともあって、これが2脚目だ。 

 まず、脚部を組む。3本のキャップボルトで連結して支柱を締めあげる構造。

 中央で脚部を支えているのは、組み立て時に以前も使用していた塩ビ管の異径継ぎ手だ。 

 
 支柱を差し込み、脚部を仮締めする。

 架頭を外す。
支柱の内側もちゃんと塗装してある。

 異径継ぎ手に逆さまに載せて脚部を本締めする。

 架頭の水平支持棒は不要なので外してしまう。
架台を固定するネジはM12、ベアリング構造のワッシャを挟んで架台を支える。

 このピラー脚は主にSUPER-BINO 150DXを載せ、庭中の見やすい位置にを移動するために使用するが、確認のためAXD赤道儀を載せてみる。
 想定していたかのように、AXD架台座面のくぼみに架頭がピッタリ収まった。

 色違いは愛嬌。

 EQ6Pro用ピラー脚の重量は公称19kgだが実測約15kgなので、AXD-P85ピラー脚と同程度だ。


 早速SUPER-BINO 150DXでラブジョイ彗星を観望する。