2014年12月4日木曜日

VSD100F3.8が来た

 予想より早くVSD100F3.8が届いた。
早速手持ち機材の合焦位置の確認をする。
説明書には記載されてないが、Eリングを外すとM84ネジがあってPENTAX 67アダプタがそのまま使えた。
この上さらに67レンズ用アダプタKやNFを使えば、手持ちのデジタル一眼レフカメラが使える。
でもレデューサーV0.79はM60接続なので、ワイドアダプタ60もいずれは手配しなければならない…

 筒外焦点距離はPENTAX 75EDHFより10mmほど短く、2インチ天頂プリズムはわずかの差で同じ方法では合焦しなかった。なので、ちょっと使いにくかったため棚上げしていた光路長0のスリワリアダプタを使うことにする。
 1¼インチ天頂プリズムは同様に合焦するが、ヘリコイド量が34mmしかないため天頂プリズムを使わないときは延長筒を使うかオリジナルのリング・セットに戻さなければならない。
 ちなみに写真のPENTAX XO2.5mmは、この夏直販サイトから購入した2個のうちの片割れ。販売中止したと誤解している人がいるようだが買う人がいれば継続すると思うので、同じ価格なら中古ではなくメーカーサイトから購入して欲しいな。

 ファインダーシューはPENTAX時代のままだ。別売りのシューアダプタは、高価だが良い作りだ。
拙作のシューアダプタは、こんな感じ。
 海外製のファインダーシューにM6皿ネジ用ザグリ穴を開け、コの字に切断してヤスリで斜めに切削したt3mmアルミ・スペーサーで固定している。
純正の鏡筒バンドが重かったので、Φ125mmガイド鏡リングでTG-L経緯台に固定したところ。
これでもまだオーバーウェイトだ。
VIXENの養子になったPENTAX 100SDUFというわけだが、同様にSDPやSDHFも復刻して欲しいな。

2014年12月2日火曜日

ビクセン AXD赤道儀が来た

 PENTAX MS-4は依然として健在だが、自動導入のためにはPCが必要なうえ、自動ガイドができない。
改造も考えたが、どう頑張っても現行機種には及びそうもない。
 そこで、移動観測用にビクセン AXD赤道儀を入手した。実は10月末に届いていたのだが手を付ける余裕がなく、ひと月あまり放置していた。
 なんと梱包材はNew ATLUXとまったく同じだ。ということは、各部の寸法も同じということか。
 純正のトランクと三脚、そしてハーフピラーも一緒に入手したのだが、それぞれイマイチだった。
 純正トランクに仕舞うためにはアリミゾをはずさなきゃならない。
三脚は、剛性はともかくとして重く傷付きやすく、取り回ししづらい
結局New ATLUXのために導入し、その後MS-4を載せていたTele-Opt製メタル三脚を使うことにした。
またMS-4では最低でも10kgのウェイトが必要だったNERIUS 150EDTが、7kgのウェイトだけで余裕で釣り合う。
最高で500倍速とEQ6Proの800倍速には及ばないが、それを十分補える静かな駆動音だ。

 VSD100F3.8も今週末に届く予定だ。

2014年5月25日日曜日

PENTAX MS-4 ステッピング・モータの交換

MS-4の赤緯モータが不調だ。
最速32倍速のMS-4純正コントローラだと問題はないのだが、AGS-1だと高速モードが脱調で停まってしまう。
純正コントローラをPC制御するためのインターフェースを所有していないので、AGS-1での不調はPC制御する手段がなくなるということでもある。運転速度の低下よりも実はこちらの方が痛い。 
状況確認のためモータ・ハウジングを開けてみた。
ギア・ボックスから取り外して無負荷で運転しても、高速モードでは脱調してしまう。
中・低速モードは使えるのだが2004年製だし、いずれ完全に寿命を迎えるだろう。
手遅れになる前に対策しなければ…
ラベルに記された型名を検索したら、日本パルスモーター株式会社の製品だった。
幸いにも現行品、しかしB to B向けの受注生産品だった。
恐る〻電話して事情を説明すると、赤経分と合わせて2個、試作品扱いで製造を引き受けてくれた。
上:新モータ、下:外した旧モータ
5月の連休直前の発注だったため、納品に3週間かかった。
で、到着はしたもののリード線の意味がわからない、でも新旧同色同数なんだよな…
単純置換してミヨ!とハラを決めたらあとはハンダ付けの力仕事。
悪運強く赤緯モータ移植は成功、これまで以上の高速運転ができるようになった。
しかし、これまで以上の高速運転を安定して行うためには、電源容量が不足していたのであった。
取扱い容易な!2V4.5A超えの電源探しの旅が始まった…

2014年5月1日木曜日

Fujinon 10×70 Chimera?

昨年入手したフジノン10×70のネビュラフィルターを買おうとしたら、変なことに気が付いた。

フジノンのネビュラフィルターにはFMT-SX(M34)用とMT-SX(M28)用があるそうだ。
私のは某ショップでMT-SXとして委託販売されていた中古品だったので、
MT-SX用を買えばいいんだよな、と念のためアイカップを外してみたら、M34のネジが現れた。
左下:NIKON 7×50SP、左上:WideBino 28、右下 :Fujinon 10×70、右上:NIKON 7×35E
左下 :Fujinon 10×70、左上:NIKON 7×35E、右下:NIKON 7×50SP、右上:WideBino 28、
旧型だから現行品とは規格が違うのかな?と情報収集したところ、
画像でみる旧型のMT-SXより、どう見ても眼レンズの径が一回り大きい。
またMT-SXの刻印は白色で、私のは旧型FMT-SXと同じ黄色の刻印だ。
しかし私のには、旧型FMT-SXの特徴であるアイカップと中軸の黄色の部分がない。
なんか、キメラみたいだ。

こいつはニコン 7×50SPと比較してまったく見劣りしない星像の上に、覗きやすくてとても気に入っている。
これに味をしめて、ニコンからフジノンへの乗り換えを考えていたところだった。
なので、こいつの素性がとても気になっている。

追記
FMT-SXの特徴であるアイカップと中軸の黄色のパーツは、更に以前に追加されたものらしい。
どうやら私の「キメラ」はMT-SXの皮を被ったFMT-SXだったようだ。少しだけがっかり。

2014年4月26日土曜日

双眼鏡用フリーマウント(大野式フリーマウント)

大野式フリーマウントは、ニコンような中軸固定式の双眼鏡は適用外であることを確認しなかったため、譲り受けたもののしばらく使えないでいた。
フジノン10x70を入手、搭載してみたらとても具合が良かった。
フリーマウントのボールヘッドの中心と、双眼鏡の重心が近ければ近いほど滑らかに仰角を変えることができる。
また長いアームは、三脚から身体を離すためと、仰角の変化による眼の高さの変化に接眼部の高さを合わせるためのものであって、仰角を変えるためのものではなかった。

譲り受けた当初はニコン製双眼鏡三脚アダプタを使用してニコン7x50SPを取り付けようとしていた。
ニコン製のアダプタは中軸受けが雲台取付けネジ穴からオフセットしているため、70mmクラスの双眼鏡を取り付けた場合の前後のバランスは最善で、接眼部を雲台から離すこともできるため覗き易くなっている。
でも50mm以下の双眼鏡では接眼部の方に重心が偏ってしまう。
大野式フリーマウントのボールヘッドは、アンバランスな状態の双眼鏡を固定するためのものではないので、ニコン7x50SPはおろか7x35すらも使用できない。

先日のこと、ニコンも過去にオフセットしていないアダプタを販売していたことを知り、情報を探していたところUN-5649双眼鏡三脚アダプターを見つけた。
このアダプタは中軸受けが雲台取付けネジ穴の真上にあるので50mm以下の双眼鏡でも前後バランスが取れる。
これを使ってニコン7x50SPを大野式フリーマウントに搭載してみた。


取付金具と干渉したため逃がしてアダプタを取付けたので、完全にはバランスが取れていない。
でも少し強めにボールヘッドを締めれば使用できる程度になった。
取付金具の改造を考えてみるか…

2014年4月6日日曜日

三波長同時観測太陽望遠鏡の組み直し

白色光でもプロミネンスが見える(気がする)くらい太陽活動が活発になっている。
これまで、Lunt LS60T Ha と CaK だけを8インチプレートに同架、白色光用のPENTAX 75EDHFは単体で搭載していたので、三波長同時観測は専用の双頭経緯台以外ではできなかった。
このためほとんど使用していなかった11インチプレートと余剰のアリガタを使って、三波長太陽望遠鏡を組み直すことにした。
 この状態で重量は、NERIUS 150EDT並に10kgを超えている。
 これによってアリガタの向きの微調整が済めば、MS-4赤道儀でも三波長同時観測できるようになった。